Archive for 2016/10

FedExからMusic Easelのインボイスが届く

Posted: 2016/10/25

Music Easelの到着から一週間過ぎた今日、FedExよりインボイスと通関手続きに関する請求書が届いた。結構覚悟してたけれど、妙齢のご婦人と優雅なランチをするのにはちょっと足りないかな位の金額だったので、先ずはほっとした次第。

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Buchla Music Easel 2016年モデルの主な変更点

Posted: 2016/10/25

BEMIが送ってきた私のMusic Easelは2016年モデルだった。
オフィシャルサイトでは正式にアナウンスされていないようだが、すでにReverbやNoisebugなどのオンラインストアでは「Buchla Music Easel 2016」として商品データベースが更新されている。

「Buchla Music Easel 2016」の主な変更点は以下の通り。

・パワーボードの刷新とケース右部パネル構成の変更
 1.右オーディオ出力をサスティーン・ペダル入力(sustain)に変更
 2.ただしパワーボード上のジャンパーピン設定で、従来の右オーディオ出力(opt right)に変更可能
 3.「200e USB Utility Card」用のコネクタ追加。モジュールのファームウェア更新時に使用
 4.イーゼルケース内に「225e MIDI Decoder / Preset Manager」「225h MIDI-CV interface」をマウントした際に使用する10ピンコネクタをパワーボード上に実装

・1973年にリリースされたオリジナルモデルで使用されていた米ローガン社(ツマミの専業メーカー)製のノブを標準実装(従来はオプション扱い)

といったわけでなかなかうれしい仕様変更。ただしロゴ入りのアクセサリー収納ケースが簡易な布袋(Cable Bundle添付分)に変わっていたのはちょっと残念だった。

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Buchla Music Easel 稼動開始

Posted: 2016/10/24

西海岸から空路を経てチバシティに到着したBuchla Music Easel。数日かけてテストしてみたが、懸念していた初期トラブルは見つからなかったのでまずは胸をなで下ろす。

今回デリバリーされたMusic Easelはどうやら細部の仕様変更が施された2016年モデルのようで、プロダクトとしての品質も以前のモデルより向上しているようだ。少なくともよく聞くケース内部で部品が脱落しているような不具合はなく、立て付けもしっかりしている。といったわけで晴れて現場投入の運びとなった。

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エリック・サティ エキセントリック・ピアノ&トーク・ライブ @ CAFE BEULMANS Vol.6『年忘れ! サティ放談』

Posted: 2016/10/24

エリック・サティ エキセントリック・ピアノ&トーク・ライブ
– 新たに発掘された資料が描く等身大のサティ像、あるいはもう一つのサティ論 –

Vol.6 『年忘れ! サティ放談』

59歳で亡くなった故、2年続きでアニバーサリーイヤーを敢行されることになってしまったエリック・サティ。それは亡き後に与えられた生涯最大の幸運、または誤算。

柴野さつき (Satsuki Shibano):piano & talk
尾島由郎 (Yoshio Ojima):electronics & talk

日程: 2016年11月26日(土)
開場:19:00 / 開演:19:30 (2ステージ、入替無し、休憩あり)
会費:3,000円(ミュージックチャージ)+ 2ドリンクオーダー

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サティにはおよそ似つかわしくない喧しさで催される数々の祝祭、しかし相変わらずの誤謬は晴らされぬまま、2年に渡って繰り広げられた逝去90年と生誕150年の宴はやがて終わろうとしています。

サティ演奏家の第一人者であるピアニスト柴野さつきと、一貫してアンビエントミュージックの世界を追求する音楽家・尾島由郎が密かに開く「エリック・サティ エキセントリック・ピアノ&トーク・ライブ」。毎回、エリック・サティの大胆な新解釈を披露し等身大のサティ像に迫るトーク・ライブ。第6回目の今回は、暮れゆくアニバーサリーイヤーを忍びつつ「年忘れ! サティ放談」をお届けします。

現時点で予定しているトーク内容、および演奏は、

・サティ・アニバーサリーイヤーを振り返って
 ♪:柴野さつきによる音読『ユリイカ 臨時増刊号寄稿文〜等身大のサティを求めて』(Buchlaの電子変調付き)

・「エリック・サティ覚え書 新装版」への複雑な思い
 ♪:スポーツと気晴らし より

・「ソクラテス」から「家具の音楽」への移行
 ♪:ピアノとエレクトロニクスによる「ソクラテス」

・ Dr.ロバート・オーリッジ氏との往復書簡でわかったこと
 ♪:「タンドルモン」と「(新たに発見された同名異曲の)タンドルモン」
   「ジュール・マスネ作曲:貧しきの者の夢」
   「ルイ・ヴァルネイ作曲:悲しき道化師の小さな音楽」

などなど、テーマは当日ギリギリまで追加していきますので、どうぞご期待下さい。

そして長く続いてきた「エキセントリック・ピアノ&トーク・ライブ」はいよいよ今回がシリーズ1の最終回。我が国に於いて、もっとも正当でもっとも異端なサティ研究を繰り広げる二人が、独自のサティ像を描き出します。

 

場所:CAFE BEULMANS
   東京都世田谷区成城6-16-5カサローザ成城2F Tel 03-3484-0047

ご予約・お問い合わせ:CAFE BEULMANS

 

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柴野さつき piano
エリック・サティをはじめとする近代/現代ピアノ音楽のスペシャリスト。桐朋学園音楽科卒業。東京音楽大学ピアノ科演奏家コースで井口愛子に師事。卒業後に渡仏し、サティの研究家であり詩人でもあるピアニスト、J.J.バルビエに師事。多数のアルバム制作やコンサートを通じ、枠にとらわれない自由な演奏活動を展開している。師バルビエと共に監修をつとめた楽譜集『エリック・サティ:ピアノ曲集』(全4冊、音楽之友社)を始めとして、楽譜『ニュー・スタンダード・ピアノ曲集:サティ ピアノ作品集』(音楽之友社)、ピアノ教則本『サティで始める大人のためのピアノ・レッスン』(リットーミュージック)を発表。最新作は、今まで前奏曲しか演奏されることのなかった未発表の大曲エリック・サティ『星たちの息子・全曲版』日本初のスタジオレコーディング盤をリリース。

尾島由郎 electronics
一貫してアンビエントミュージック/環境音の世界を追求している音楽家。代表作はSpiralのための環境音楽集『Une Collection des Chainons I & II』『HandsSome』(Spiral)、柴野さつきとのコラボレーションアルバム『Caresse』(Spiral)、『belle de nuit』(les disques des chainons)他。スパイラル(ワコールアートセンター)やリビングデザインセンターOZON、東京オペラシティ ガレリアを始めとする集客施設の環境音楽を多数制作し、サウンドデザインやサウンドシステムの開発にも関わる。定村史朗、芳垣安洋、中島ノブユキ、フェビアン・レザ・パネ、大儀見元らとノンジャンルな即興音楽のライブを多数行う。過去に『サウンド&レコーディング・マガジン』『キーボード・マガジン』(リットーミュージック)他への執筆も数多い。

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Buchla Music Easel , Delivered

Posted: 2016/10/17

オレゴン州メドフォードを日本時間15日朝に出発したBuchla Music Easelが、わずか48時間で我が家に着いた。外から見た限り輸送中に大きな衝撃が加わったような打痕は見当たらないので一安心。まずは首尾よくデリバリーしてくれたFedexとセイノースーパーエクスプレスに感謝。

そしてこれから開梱。果たして正常に動作するのか? 勇気を持って個人輸入した多くの先達は高確率で発生する初期不良に泣いたと聞く。さて、私のEaselはどうだろうか。そもそも初Buchlaの私にとってはどの状態が正常なのかすらわからない未知の世界ではあるが。

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Buchla Music Easel @ANCHORAGE, AK

Posted: 2016/10/16

9月の終わりにBEMIのオンラインストアでオーダーしたBuchla Music Easel。自動返信メールが届いただけで音沙汰無しだったので、相当待たされる事を覚悟していたら、昨日いきなり「Your Music Easel Bundle has shipped via Fedex tracking number・・・」の簡素なメールが届いた。

Fedexで発送してくれたので早くもMusic Easelはアンカレッジに到着、夜が明ければ成田だろう。送料高かっただけはある。あとは税関処理にどれだけ時間がかかるか。まあ輸入実績は少しずつ増えているだろうからスムーズに進むかな。Easelは鍵盤らしきものがあるから少しは楽器に見えるだろうし。

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